ガンジー風バクリ(アマニ油入り)
ガンジーが労働者の栄養のために考えたバクリとは?
ガンジーが村の労働者のための栄養を考えたバクリ。
よく知られるインドの薄焼きパンであるチャパティが小麦全粒粉を使っているのに対して、
ソルガム全粒粉を使ったものはバクリと呼ばれています。
ソルガムとは、高きび(中国名:コウリャン)というイネ科の植物の一種です。
近年、苦味であるタンニンが含まれないホワイトソルガムが出て使いやすくなったことで、
グルテンアレルギーの方のための対応食として、またその栄養価の面からも注目されている食材です。
アメリカなどでは「第四の穀物」とも呼ばれています。
ガンジー風バクリ(アマニ油入り)の作り方
アマニ油を加えると「やわらかくてカリカリ」したバクリに仕上がり、ガンジーは2種類のチャツネと共に、
このバクリを村人たちへ紹介しました。
お好みのチャツネを添えてお召し上がりください。
≪材料≫(5枚分)
・ホワイトソルガム全粒粉:150g
・塩:ひとつまみ
・アマニ油:大さじ1
・湯(70度くらい):120cc~130cc
≪作り方≫
1. ホワイトソルガムと塩をボールに入れ、アマニ油を加えて 粉と馴染ませるためによくすり混ぜます。
2. 湯をまわし入れて、耳たぶよりすこし固い程度にまとめ、 1分程度こねます。(季節や粉の種類で状態が変わります。 湯の量は様子をみて調節してください。)
3. 生地を5等分し、丸めます。乾燥しないようにぬれぶきんを かけておきます。
4. 打ち粉をして、手の平で直径15cm程度にのばします。
5. フライパンに油(※1)をひいて弱火で両面を焼きます。
6. 水を含ませたキッチンペーパーなどで乾いた生地の 表面を湿らせながら焼き、これを5枚作り完成です。
※ 熱い湯を使用するため、取扱いには充分注意してください。
※1: サラダ油、ゴマ油などの加熱に向く油を使用してください。
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